次期総理候補の真相とは?2026年最新情報と経緯を徹底解説
【次期総理候補は誰?2026年の有力候補と最新世論調査】
2026年10月時点で、次期総理候補を考える際に中心となるのは、高市早苗氏、小泉進次郎氏、林芳正氏、小林鷹之氏、茂木敏充氏らだ。ただし、全員が同じ条件で首相の座を争っているわけではない。高市氏は現職の首相兼自民党総裁であり、ほかの政治家は次期総裁候補や将来の首相候補として比較される立場にある。
候補者を比較するうえで参考になるのが、テレビ朝日系「報道ステーション」が2026年9月19〜20日に実施した「次の自民党総裁に誰がふさわしいか」という世論調査だ。高市氏が38%で首位、小泉氏が21%で2位、林氏が12%で続いた。この調査は、内閣支持率ではなく、次の自民党総裁にふさわしい人物を尋ねたものである。
同調査における候補者の評価を整理すると、次のようになる。
| 候補者 | 世論調査の結果 | 注目される立場・評価軸 |
|---|---|---|
| 高市早苗氏 | 38% | 現職首相・自民党総裁。政権運営の実績と今後の支持維持が焦点 |
| 小泉進次郎氏 | 21% | 防衛相。知名度に加え、政策遂行力や党内支持をどう広げるかが焦点 |
| 林芳正氏 | 12% | 総務相。閣僚経験と政策調整能力が評価の材料 |
| 小林鷹之氏 | 5% | 政策通としての存在感と党内での支持拡大が課題 |
| 茂木敏充氏 | 5% | 外相。党運営や外交などの経験をどう首相候補としての評価につなげるかが焦点 |
| その他の議員 | 5% | 今後の党内情勢や政局次第で候補者が浮上する余地がある |
| わからない・無回答 | 15% | 候補者を決めていない有権者も一定数いる |
出典:テレビ朝日系「報道ステーション」2026年9月世論調査。数値は「次の自民党総裁にふさわしい人物」を尋ねた回答であり、首相への支持率や総裁選の得票予測ではない。
この結果で注目したいのは、高市氏が2位の小泉氏を17ポイント上回ったことだけではない。「わからない・無回答」が15%を占めている点も重要だ。次期総理候補をめぐる評価は固定されておらず、経済対策、外交・安全保障、政治資金問題への対応などによって変わる可能性がある。
また、世論調査の対象が全国の有権者なのか、自民党員なのか、国会議員なのかによっても結果の意味は変わる。一般の有権者から高い評価を得ていても、自民党内の支持を十分に確保できなければ総裁選で勝つことは難しい。

【高市早苗氏と小泉進次郎氏の支持率はどう読む?】
次期総理候補をめぐる報道では、「高市早苗氏の支持率」「小泉進次郎氏の支持率」という言葉が使われる。しかし、実際には少なくとも3種類の数字を区別する必要がある。
1つ目は内閣支持率、2つ目は政治家個人への好感度や支持、3つ目は「次の総裁・首相に誰がふさわしいか」という候補者選好だ。それぞれ質問の内容が異なるため、単純に横並びで比較することはできない。
2026年10月17〜18日に行われた主要な世論調査では、高市内閣への評価にばらつきが見られた。
ANN・テレビ朝日系:内閣支持率47.1%。前回から11.2ポイント低下し、同調査では政権発足以来の最低となった。
NNN・読売新聞:内閣支持率57%。前回の59%から2ポイント低下した。
FNN・産経新聞:内閣支持率62.6%。前回の61.6%から1ポイント上昇した。
いずれも10月17〜18日前後の調査だが、調査対象者数、質問の設計、集計方法などが異なる。したがって、3社の数値を平均して「本当の支持率」を算出するのは適切ではない。
また、時事通信が10月9〜12日に実施した調査では、高市内閣の支持率は42.4%となり、前月から1.7ポイント下落した。調査期間が異なるため単純比較には注意が必要だが、政権への評価が一枚岩ではないことは読み取れる。
背景の一つとして報じられたのが、簗和生氏をめぐる問題だ。地元自治体の道路予算を削減したとする発言などで批判を受けた簗氏は、2026年10月14日に農林水産相を辞任した。ANNの調査では辞任が必要だったとの回答が76%に達し、読売新聞の調査でも更迭を当然だとする回答が82%だった。
こうした数字から見えるのは、首相個人への期待と、閣僚の人事や不祥事への評価が必ずしも一致しないという現実だ。内閣支持率が高くても、個々の問題への対応が評価されるとは限らない。反対に、内閣支持率が低下しても、直ちに党内で後継者選びが始まるわけではない。
では、小泉氏の支持率はどうなのか。9月調査の21%は、あくまで「次の自民党総裁にふさわしい人物」という設問への回答である。小泉氏個人の好感度や、防衛相としての仕事への評価を示す数字ではない。
小泉氏を評価する際には、知名度や発信力だけでなく、防衛相としての実務、政策の具体性、国会答弁、党内の支持基盤を確認したい。高市氏についても、現職首相としての認知度だけで判断するのではなく、経済政策の成果、外交、安全保障、物価高への対応、政治的な説明責任を分けて評価する必要がある。
【自民党総裁選の仕組みと首相指名選挙は別物】
次期総理候補を理解するうえで、最も重要なのが選出の仕組みだ。日本の首相は国民による直接選挙で選ばれるのではない。日本国憲法第67条に基づき、国会が国会議員の中から内閣総理大臣を指名する。
自民党が政権を担っている場合、一般的には自民党総裁が首相候補の中心となる。ただし、総裁に選ばれたことと、国会で首相に指名されることは別の手続きだ。国会の議席構成や他党との協力関係によっては、首相指名をめぐる駆け引きが生じることもある。
自民党総裁選では、党の規程に基づいて候補者を選ぶ。通常の総裁選では、国会議員票と党員・党友による投票を反映した票が用いられ、候補者は党内での支持を獲得しなければならない。立候補には推薦人の確保も必要になる。
2025年10月4日の自民党総裁選は、世論の人気と党内の選挙結果の違いを理解するうえで参考になる。第1回投票では、高市氏が183票、小泉氏が164票、林氏が134票を獲得した。その後の決選投票では、高市氏が185票、小泉氏が156票となり、高市氏が総裁に選出された。
第1回投票の内訳を見ると、高市氏は国会議員票64票に対して党員算定票119票、小泉氏は国会議員票80票に対して党員算定票84票だった。一方、決選投票では高市氏が国会議員票149票、小泉氏が145票と、議員票では接戦となった。こうした票の動きは、党員の支持と国会議員の判断が同じではないことを示している。
首相指名選挙では、衆議院と参議院がそれぞれ指名を行う。両院で異なる人物を指名した場合、憲法に定められた条件のもとで衆議院の議決が国会の議決となる。つまり、最終的な首相選出では、衆議院の議席構成が大きな意味を持つ。
この仕組みを理解すれば、「世論調査で1位だから次の首相になる」「SNSで人気があるから総裁選に勝つ」という見方がなぜ不十分なのかが分かる。国民の支持は政治家の影響力を高めるが、実際の選出には党内の票と国会の議席が必要なのだ。

【有力候補を比較!評判と実態、ダークホースの条件】
次期総理候補を比較する際は、知名度やメディア露出よりも、政策の実現可能性、党内基盤、国会運営能力、危機対応力という4つの軸で見ると分かりやすい。
高市早苗氏:現職首相として政権運営を担っており、経済・安全保障などの政策を実際の政府運営に反映できる立場にある。2025年10月4日の総裁選で小泉氏との決選投票を制した実績もある。一方、政権への評価は経済状況や閣僚人事、問題発生時の対応に左右される。高い知名度を維持できるかだけでなく、政権運営への信頼を保てるかが焦点だ。
小泉進次郎氏:高い知名度を持ち、2025年の総裁選でも決選投票に進んだ経験がある。2026年9月の内閣改造では防衛相に就任しており、国の安全保障を担う立場での実務が評価材料となる。次期総理候補として存在感を高めるには、発信力に加えて、政策判断の根拠や実行した施策の成果を示すことが重要になる。
林芳正氏:総務相を務める林氏は、複数の閣僚経験を持つ政治家だ。9月の世論調査では次の自民党総裁にふさわしい人物として12%を獲得し、小泉氏に続く位置につけた。党内の調整や政策運営の経験を評価する見方がある一方、首相候補として支持を広げるには、国民に伝わる政策上の特色も問われる。
小林鷹之氏:2025年の総裁選に立候補した経験があり、政策面での発信が今後の評価につながる候補の一人だ。9月調査では5%だった。世論調査で上位に入っていなくても、党内での役割や政策論争の展開によって存在感が増す可能性はある。
茂木敏充氏:党運営や外交などの経験を持ち、2026年9月の内閣改造では外相を務める。次期総理候補としては、外交上の成果や政権運営への貢献に加え、党内でどれだけ幅広い支持を集められるかが評価の分かれ目となる。
では、次期総理候補のダークホースは誰なのか。現時点で特定の人物を断定するよりも、どのような条件で候補者が浮上するかを考える方が実態に近い。
例えば、現職首相への支持が大きく変動した場合、党内で後継候補の再評価が進む可能性がある。また、国会運営が難しくなれば、党内での支持基盤に加えて、他党との交渉力や政策調整能力が重視されることも考えられる。
ダークホースとは、単に世論調査の順位が低い人物ではない。党内の票を集める力があり、状況が変化したときに幅広い議員から支持される候補者のことだ。知名度だけでは見えない党内人脈、政策形成への関与、国会運営の経験にも目を向けたい。
【野党の動きと2026年の政局を左右する3つの条件】
次期総理候補を自民党内だけで考えると、首相選出の全体像を見誤るおそれがある。首相指名選挙では、野党の議席数や各党の協力関係も重要になるからだ。
2026年10月のFNN・産経合同世論調査では、自民党の支持率は34.5%、日本維新の会は2.0%、国民民主党は3.5%、立憲民主党は2.7%だった。「支持政党はない」は41.0%に達している。これらは政党支持率であり、衆議院の議席数を直接表すものではないが、政党間の支持の広がりを考える材料にはなる。
野党が首相指名選挙で独自候補を立てるのか、複数の党が共通候補を支持するのかによっても、選挙の構図は変わる。仮に自民党内で総裁が交代しても、国会で安定した多数を確保できるかどうかは別問題だ。
2026年の政局を見る際は、次の3つの条件に注目したい。
第一に、現政権の支持率と政策の実績。物価高対策、税制、賃金、社会保障など、生活に直結する政策が有権者の評価を左右する。支持率が上下した際は、その変化だけでなく、何が質問され、どの政策や出来事が評価の対象になったのかを確認する必要がある。
第二に、自民党内の支持構造。総裁選では、国会議員票と党員票の双方が重要になる。知名度の高い候補者でも、立候補に必要な推薦人を確保できなければ出馬できず、党内の支持を広げられなければ勝利は難しい。
第三に、野党との協力関係と国会の議席構成。首相指名選挙や重要法案の審議では、政党間の合意形成が影響する。野党の勢力図が変わったり、与党の議席が減ったりすれば、首相候補に求められる資質も変化する可能性がある。
現時点では、高市氏の政権が続くのか、次の総裁選で後継候補が台頭するのかを断定することはできない。高市氏の総裁任期は2027年に向けて残り期間が限られており、今後の政権運営や党内情勢が次の総裁選の構図に影響する。
また、内閣支持率が低下したことと、首相が交代することは同じではない。首相の辞任、党総裁の交代、国会での首相指名は、それぞれ異なる政治的・制度的な段階である。ニュースを追う際には、どの段階の話なのかを整理することが欠かせない。

【歴代総理大臣の選出経緯から分かること】
歴代総理大臣の交代を振り返ると、首相が交代する理由は一つではない。党総裁の任期満了、選挙結果、政権運営への批判、本人の辞任など、複数の要因が関係してきた。
首相官邸の歴代内閣一覧によると、岸田文雄氏の後を継いだ石破茂氏は2024年10月に首相に就任し、2025年10月21日に高市氏へ交代した。高市氏は2025年10月21日に第104代首相に就任し、2026年2月18日には第2次高市内閣が発足している。
この経緯から分かるのは、首相の交代が世論調査の順位だけで決まるわけではないということだ。自民党総裁選で誰が選ばれるか、その後の国会で誰が首相に指名されるか、そして政権がどの程度の議会基盤を持つかが、実際の交代を左右する。
2025年の総裁選でも、党員票で優位に立った高市氏が、決選投票で国会議員票の支持を集めて総裁に選ばれた。世論や党員の人気は大きな意味を持つものの、最後には党内の意思決定が結果を左右することが示された。
次期総理候補を見極める際には、候補者の人気を確認するだけでは不十分だ。過去の総裁選でどのような支持を得たのか、閣僚としてどのような経験を積んだのか、党内でどのような役割を担っているのか、国会で多数を確保できる可能性があるのか。これらを組み合わせて判断することで、実際に首相となる可能性をより現実的に考えられる。
【次期総理候補】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在、次の首相は誰になる可能性が高いですか?
A1:現時点で次の首相を断定することはできない。高市早苗氏は現職首相であり、9月の世論調査では次の自民党総裁にふさわしい人物として38%を獲得した。小泉進次郎氏も21%で続く。ただし、実際の首相交代には自民党総裁選や国会での首相指名が関係するため、世論調査だけで予測することはできない。
Q2:高市早苗氏の支持率は2026年10月に下がったのですか?
A2:調査によって結果が異なる。10月17〜18日のANN調査では高市内閣の支持率が47.1%となり、前回から11.2ポイント下落した。一方、FNN・産経合同調査では62.6%と、前回から1ポイント上昇している。調査方法や質問内容の違いを考慮し、単一の数字だけで判断しないことが大切だ。
Q3:小泉進次郎氏は世論調査で2位なら首相になれますか?
A3:世論調査で上位に入ることは政治的な追い風になり得るが、それだけでは首相になれない。自民党総裁選で党内の支持を獲得し、その後の国会で首相に指名される必要がある。小泉氏については、知名度だけでなく、防衛相としての実績や政策遂行力、党内の支持基盤にも注目したい。
Q4:自民党総裁選と首相指名選挙は何が違いますか?
A4:自民党総裁選は、自民党の代表を選ぶ手続きだ。一方、首相指名選挙は国会が内閣総理大臣を指名する手続きであり、憲法第67条に基づいて行われる。自民党が政権を担う場合は総裁が首相候補の中心になるが、党総裁に選ばれたこと自体が首相就任と同じ意味になるわけではない。
Q5:次期総理候補のダークホースは誰ですか?
A5:現時点で特定の人物をダークホースと断定するのは難しい。林芳正氏や小林鷹之氏など、世論調査の順位だけでは測れない党内での役割や政策経験を持つ政治家にも目を向けたい。今後の政局で重要なのは、党内の支持基盤、推薦人の確保、国会運営能力、政策の具体性だ。
【プロの結論】まとめ:次期総理候補を見極めるための判断基準
2026年10月の次期総理候補をめぐる状況では、高市早苗氏が現職首相として中心に位置し、小泉進次郎氏や林芳正氏らが次の自民党総裁候補として比較されている。9月の世論調査では高市氏38%、小泉氏21%という結果が出たが、これは総裁選の得票を予測する数字ではない。
今後の政局を見極めるために、読者が確認したいポイントは3つある。第一に、内閣支持率と候補者への支持を混同しないこと。第二に、自民党総裁選での党員票・議員票と、国会の首相指名選挙を区別すること。第三に、候補者の知名度だけでなく、政策の実現可能性、実務経験、党内基盤、国会での協力関係を評価することだ。
世論調査は、政治家への期待や不満を知るための重要な材料である。しかし、人気が高いことと、実際に政権を担えることは必ずしも一致しない。高市氏が政権への信頼を維持できるのか、小泉氏らが党内支持を広げられるのか、野党が首相指名選挙でどのような対応を取るのか。これらの動きを合わせて追うことで、次の首相が誰になるのかという問いを、より現実的に考えられる。
次期総理候補をめぐる本当の焦点は、誰が世論調査で1位になるかだけではない。国民の期待を政策に反映し、党内の支持を集め、国会で実際に政権を運営できるのは誰なのか。その視点こそが、2026年以降の日本の政局を読み解くための判断基準になる。 (出典: 次期総理候補(Yahoo!ニュース))